貨物船の八〇三隻、機関損傷では漁船の三八四隻がそれぞれ目立って多い。
同様に事件種類別発生状況をトン数別にみると、衝突では二〇トン未満の四四五隻、衝突(単)では二〇〇〜五〇〇トンの三三九隻、乗場では二〇〇〜S五〇〇トンの四八九隻、機関損傷では一〇〇〜二〇〇トンの一八○隻が目立っている。
水域別の発生件数

事件種類別の発生件数の推移

3、 船舶の種類別からみた発生の状況
発生の状況を船舶の種類別にみると、貨物船の三、七一三隻(三七・五%)が最も多く、漁船の一、七五七隻(一七・七%)、油送船の一、二七八隻(二一・九%)、引船の九二三隻(九・三%)、旅客船の八七六隻(八・八%)の順となっている。
過去五年間の推移でみると、貨物船、漁船が漸減しており、五年まで増加していた旅客船は、六年には減少したが、再び増加に転じ